エジプト工芸木製家具・壁掛け飾り棚シェルフ・マシャラビアW23×H52×D22cm
サイズ: | W23×H52×D22cm |
制 作: | エジプト |
素 材: | 木製 |
重 さ: | 1kg |
送 料: | 沖縄・離島は別途 お見積もりになります |
オスマン帝国時代に、トルコ南部やシリアから伝えられた伝統工芸品で、真珠母貝(主にアコヤガイ)の貝殻の内側の真珠質をはめ込んだ螺鈿細工の木製家具飾り棚。
木製細工はマシャラビアと呼ばれ、ファーティマ朝時代に盛んになったエジプト独自のデザインです。元々エジプトでは家の二階以上の外窓に使われていましたが、現在では家の中でも使用されており、外からは見えず、中からでしか見ることができないので女性部屋の窓などに多く使用されています。木材の供給量が少なかったエジプトにおいて細かいピースを必要とするこの装飾は最適でした。生産が減少する一方ですが、デザインは人気があり、その仕様は現代エジプトの家でも見られます。文様は、幾何学モチーフが繰り返されるイスラミックデザインが中心になっています。
【家具のつくりについて】
螺鈿といっても日本や中国で作られているものに比べると、ラフな細工であることは否めません。
お国柄ということでご理解いただき、中東ならではのデザインをお楽しみいただければと思っております。壁の強度等をお確かめの上しっかりと取り付けてください。ネジは付属していません。
裏面にはフックがついています。
画鋲や釘などを使用して壁に掛けられます。